猫花の言の葉

すべてのものが循環するように、心も流れていきますように。そしていつか、綺麗な澄んだ流れになれますように。

甘ったるいもの

目が覚めた。胸に、甘ったるいものがあるのを感じる。この正体が何か、すぐに分かった。彼を好きな気持ち。胸から溢れて、血に溶け込んで全身に巡っている。それはとても心地の良いものだ。それに甘んじていたいものだ。もう少し、あともう少し、このままで…

浮かぶ雲に乗って

漂いたい。雲に抱かれて、お日さまに包まれて。そんな生き方をしてみようか。

願い

愛することが、どうしてこんなにも許されないものなんだろう。愛することは罪なのか。私はこんなにも愛したい、愛されたいのに。 ただそれだけなのに。愛することを、誰に許しを乞えばいいんだろう

昨日

失恋した。彼も私のことが好きなんだろうという驕りがあった。 傲慢だったからだろう。 たかをくくっていた。 油断した。その結果、嫌われた。 もう、関わりたくないと思われた。それだけが純然たる事実で。 抗いようがない。 戦えない。 降参するしかない。…